てげてげ日記

YASU@日記的生活

王子〜駒込さんぽ

休日。朝8時半に家を出て東京へ向かう。上りの京葉線にライドオン。東京駅で京浜東北線に乗り換え王子駅で下車。待ち合わせのMさんと落ち合うと、飛鳥山公園内の<北区飛鳥山博物館>へ。ここで『渋沢×北区 青天を衝け大河ドラマ館』が開催中なのだ。ドラマで使用された衣装や小道具(プロップ)が展示されている。

大河ドラマ館はなかなか面白かったが、展示物がワンフロアーのみで(実質は展示室1つ)であっという間に見終えてしまう。ありゃりゃ。これで入場料800円はちょっと高いなあ。地階の常設展の方が見所が多く、じっくり見て回る。これがすごく充実したしたもので良かった!

ここ飛鳥山をはじめ北区〜板橋区〜豊島区の武蔵野台地の部分には古代より遺跡が多く、それこそ貝塚・石器から縄文・弥生式土器、環濠集落の跡が点在している。中世以降は江戸四宿のひとつ板橋宿など古くから宿場町としても栄えた。加えて近くに荒川(荒川放水路)もあり、近現代には大きな治水土木工事が行われてきた。

結局ドラマ館は10分、常設展は1時間という滞在時間でした。常設展で入場料の元を取った感じ。その後、王子〜駒込をぶらぶら散歩。素晴らしい煉瓦建築の遺構<旧醸造試験所 第一工場>を観たあと、西ヶ原の<榎本ハンバーグ研究所 西ヶ原店>で昼食。いままで食べたことにないような美味しいハンバーグに感激! また来ようと誓う。

散歩の最後は<旧古川庭園>。日がだいぶ傾いてきた。スパニッシュ・バロニアル形式の西洋館とバラ園を含む西洋式庭園、心字池を含む日本式庭園、茶室などがある。ジョサイア・コンドル設計の西洋館は、煉瓦造の躯体に黒々とした安山岩で覆われ重厚感たっぷり。また武蔵野台地の崖地を利用して絶妙に配置された庭園がうつくしい。

帰りは駒込駅から帰宅の途。駅に向かう途中に立ち寄った、霜降銀座染井銀座がよかった。崖下の低地を一直線に続く様は壮観。今度はここをじっくり歩きたいなあ