てげてげ日記

YASU@日記的生活

自転車修理待ちに『ごはん日記』を読む

新型コロナウイルスワクチン接種の1回目をようやく受けることができたのが10月21日、2回目の接種が11月11日。経過観察期間の2週間を経て、これで普通の生活に戻れると安堵したものの、ここ最近のオミクロン株の世界的な流行で、早くも3回目の接種が始まった模様。いたちごっこだねえ。この年末年始は思い切って田舎への帰省を決めたので、大流行とならなければ良いのだけど。

いしいしんじ著『いしいしんじごはん日記*1新潮文庫)を何度目かの再読。定期的に読み返しているのよ。久しぶりに読んでみて、初期の日記はすごく短いので驚く。そうだったっけ。幻の猫たちも出ない。言葉遊びもない。途中から文章量が増え、劇的にメタモルフォーゼして所謂「いしいしんじ日記」スタイルが爆誕するのだった。

ごはん日記』のスタートが2001年9月12日(奇しくもぼくの30歳の誕生日!)からなので、今年でちょうど20年経つ(…ぼくも50歳になった)。もう日記本のシリーズは出さないのだろうか。新潮文庫から3冊、河出書房新社に版元を変えて2冊出ている。その後、続刊があったかは分からない。ぼくが追っていたのはこの5冊までである。

仕事帰りに自転車を修理に出す。先日より前照灯が切れていたのだ。無灯火で警察の職質を受けると面倒なので早急に直してもらうことにした。あと、朝出かけるときに後輪のタイヤの空気が抜けていて、パンクも気になるので定期点検も追加した。作業時間は1時間ほどとのこと。イオンの休憩スペースで『ごはん日記』を読みながら作業が終わるのを待つ。読書の箸休め的に持ってきた本だが、こればかり読んでしまう。たのしい。

自転車を受領して帰宅の途。修理会計は700円ほどで済んだ。前照灯は電球切れだったので交換。後輪はタイヤに傷が沢山ついているそうで早めの交換を勧められた。うーん、どうしようかなぁ。タイヤ交換すると6000円くらいかかる。年明けに検討しよう。パラパラと小雨が降ってきたので全速力で帰る。